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桃源郷のざくろ石を指輪にするーその2 [創作活動]

正月の半日帰省までにザクロ石の指輪を完成させることはできず、そのままあれこれ忙しいまま正月が過ぎて、この週末にようやっと時間が少しできたので、早速再開です。落ち着いてはじめてみると、今度はスムーズに進みます。焦らず落ち着いて作業することは大事なんだよな~と改めて自戒の念がおきます。

焼成後の指輪を磨いたもの2.JPG落として割ること数回ののち、なんとか再成型して乾燥し、やすりがけをしたものを焼きます。前にやった時は、台所のコンロで焼けたのに、今回はコンロが安全装置だかでみんな10秒くらいで危険だ!と思って火を消してしまうので、カセットコンロで焼くことに。銀粘土セットについている網をのせて、お餅のように焼きます。焼けば焼くほど安心なので、位置を変えながら30分くらい焼きました。焼けた時は白いのですが、その後冷ましてから、金ブラシやペーパー、磨きベラでこすると、あれよあれよとピカピカな銀肌があらわれて、嬉しくなっちゃいます。

硫黄液でいぶした指輪2.JPG

このまんまでもいいのですが、ザクロ石やデザインの雰囲気からちょっといぶすことにしました。花びらの筋などに陰影が入った方がいいかなと。重曹で洗ったあと、硫黄液を落としたお湯、まさに温泉に漬けて数分で真っ黒になりました。 

光にあてた指輪.JPG

そのままでは真っ黒なので、必要な部分だけ残るように、再度磨きます。そうして、ザクロ石を台座にはめ込み、銀リボンやおしべに見立てた銀線を倒して石を留めます。やっとこ完成!                                  

光にあてた指輪3.JPG光にかざせば、赤く透き通った部分もなんとなくわかります。母は気に行ってくれるかな。あとはサイズが合っていることを祈るのみです。。。 

そうだ!銀粘土セットを長期間かしてくださっているかえるさま!本当にありがとうございます!マユミの実を作り終えたらおかえしいたします!


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桃源郷のざくろ石を指輪にするーその1 [創作活動]

家の母が、お友達とパキスタンの桃源郷、フンザを旅したのは、かれこれ10数年前になります。もちろんツアー旅行ですが、中国のウイグル自治区の端からパキスタンの秘郷、旧フンザ王国までは、カラコルム山脈をつっきるルート、カラコルム・ハイウェーを通るそうなのです。そこは6000メートル以上の山々に囲まれた乾いた崖沿いの道で、その崖からはざくろ石、すなわちガーネットが採れるそうで、落ちている礫にはいくつものざくろ石が含まれており、観光客はみな、お土産にとそれらを拾い集めるそうです。もちろん普段からいろいろな実や石などを拾っている私の母のこと、大喜びで沢山拾ってきました。

ガーネットの原石.JPGそれらの落ちているざくろ石は、崖から採ればいいものもあるのでしょうが、ほとんどは傷、欠けがあったり、透明度が低かったり、色あいが黒っぽすぎたり、宝石にはならない程度のものだそうです。それでも、黒っぽい小石のようなそれらは、よく見るとちゃんと結晶状の多面体の形をしており、光にかざせばところどころ黒っぽい赤色、ざくろ色に透き通って見えます。私が行っても、絶対に拾い集めるはずです。

これらは持ち帰られてからはずっと、実家の本棚に母のあちらこちらのお土産(あちこちの砂漠の砂など)と一緒に、空き瓶に入れて飾ってありましたが、近年になって「一生懸命拾ったけど、最近見ると全然赤く見えないし、ダメになっちゃったみたいで悲しい」というようなことを話していたので、鉱物が特別保管状態がそれほど悪かったわけでもないのに、変色したりするかな~と思って、実家でよく見せてもらいました。すると、ちゃんと太陽などの光にかざせば、やはり赤く見えます。室内で瓶の中に入れただけだから、そういった印象になるのかしらと思いました。

その後、地元の鳥のお仲間のかえるさんが、銀粘土キットをかして下さり、銀粘土で指輪を作ったことがあったのですが、その際に、そうだ!あのざくろ石を1つもらって、磨いて指輪にして母さんに渡そう!と思い立ちました。これはたしか一昨年のことでした。そこからが長かったのです。一昨年までにできたのは、石を選んで持ち帰り、どうしたら磨くことができるか調べたら、鉱物マニアの方がガレ地で拾った鉱物などを耐水ペーパー等で磨いていることを知りました。硬度が関係していて、扱いが難しいものもあるみたいですが、ざくろ石はなんとその耐水ペーパーなんかに粉が使われているくらい硬いみたいです。耐水ペーパーで磨いたあと、指輪のデザインを考えて、それを形にするための方法を銀粘土の本を何度も何冊も借りてきて考えたところまででした。本当はクリスマスイブが母の誕生日なので、大晦日に実家へ行く際にプレゼントしたかったのですが。。。

そして去年。考え出したデザインに必要な銀粘土、銀リボン、銀線を探して購入したまででストップ。引越や義母が来る際にダンボール(引っ越し時の)を納屋がわりの部屋に詰め込んで、行方がわからなくなること半年。。。年末になって、そうだ!大晦日までに作ろう!と再び捜索活動を行い、発掘し、実行に移したのです。

しかしながら銀粘土、前回作った時は案外なんとかできたのですが、今回は前回よりも複雑でいろいろと勝手が違うし、粘土の扱い方なども忘れていたので、再度図書館で本を借りたり、以前作った行程表を見直したりしている間にまた時間は流れ、クリスマスだ、大掃除だ、お正月準備だとあたふたしている間に大晦日まで数日になってしまいました。それでもなんとかしたいと、大掃除やお節を作る傍らで取り組むことに。

銀粘土台座づくり.JPG本当は原石なので、すこぶるシンプルな台座と細めのリングにしても素敵だなと思ったのですが、母にはもう少し華やかな太めのリングの方がいいような気がして、フンザに咲く杏の花をイメージしたデザインにしてみました。台座に石を留めるための銀線をおしべに見立て、銀リボンの台座につけます。花びらもその後台座の後ろにつけます。銀粘土はガスコンロで焼くことができるのですが、その際には天然石は一緒に焼くことができないので、あらかじめ台座を作ってリングに付けて焼きます。銀粘土は焼くと純銀に近いものになるのですが、それは焼く際にツナギの成分が焼け切るためにそうなるので、その分、収縮してしまうそうで、焼きあがってから台座に石が入らなくならないよう、ブカブカにならないようにサイズを考えなくてはならないのが難しいです。リングのサイズも同様で、母の指のサイズを測っておいたのですが、本来のサイズに、この太さのリングだとプラス3号程度大きめに作っておかなくてはなりません。

銀粘土原型.JPGなんとか指輪の形にまで成形してヤスリをかけました。焼こうとしたらうちのガスコンロは安全志向なのか10秒でどれも消えてしまうので、カセットコンロで焼くことにしてたのですが、いろいろ手間取っている間に床に落としてしまい、割れていまうこと2回。。。そのたびに、粘土のかけらを粉状にして水で練った接着剤を作り、くっつけて乾燥させ、ヤスリで整えるのにまた時間がかかります。加工に手間取りそうなので、ゆっくり乾くスロードライというタイプの粘土にしているのですが、これが乾燥や焼くのに時間がかかるのです。かといって、早めに切り上げてしまえば、乾燥が足らない粘土を焼くと途中で割れてしまうそうだし、十分焼けてないのも弱くなるだろうから、すべてに時間がかかります。

結局大晦日の夜に実家へ出発する直前まで努力したけど、そんなこんなでこれ以上焦ってもいいことないと一旦諦めて年があけてしまいました。

                                                                                                                                                  

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    


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ことしもよろしくおねがいします [雑記]

旦だった昨日の夜に、大晦日からのゴルフ旅行から旦那さんがなかなか帰ってこないので、久しぶりに更新できそうだったのですが、ほぼ書きあがったところに旦那さんが帰宅し、お節やお雑煮を用意するので慌てて保存しないまま消してしまう失態をやらかしました。。。

今日は大國魂神社で初詣の際に、毎年ひいているおみくじで、初めて凶をひいてしまいました。どんな1年になるのかちょっと不安なスタートですが、ブログはめげずに更新しちゃいましょう。昨年11月の意気込みはあっけなく打ち破られ、3日坊主に終わってしまいましたが、中谷宇吉朗が研究は線香の火のように細々とでも続けた方がいいというようなことを随筆に書いていたのを思い出して、研究でもなんでもない駄文だけど続けてゆこうと思っています。こんなに更新しないのに、たまに見にきてくださっているみなさま、いつもありがとうございます。ことしもよろしくおねがいいたします。

この年末は例年以上に余裕が無くて、毎日バタバタしているうちに終わりました。なんでこんなにバタバタしちゃうんだろう?と思ったのですが、きっとそれは夏や秋からの余裕がまだある時に手をつけてなかったやらなくてはいけないことをそのままにしていたからです。今年はそうならないようにしたいものです。

CA3K0169 - コピー.JPG年内になんとかと作り上げた貸しBOXギャラリーに納品をした羊毛細工をいくつか。クリスマスとお正月にさりげなく掛けてみました。ヤドリギの実をくわえたヒレンジャクと龍のひげの実をくわえたキレンジャクのストラップです。以前作っていた石粉粘土のブローチも作りたいのですが、ここ1年くらい指の関節がいくつか炎症を起こしていて、力が入らないのでしばらくお休みしています。

CA3K0171 - コピー - コピー.JPG

ノウサギの足跡 - コピー.JPGその下も羊毛で。雪原のノウサギの足跡ストラップ。ヤマドリの足跡なんかも作ってみたいです。夏は砂地にチドリの足跡とかもいいかな。

昨年は引越と義母の火事、同居、地震にご近所問題などなど、被災地の方を思えばたいしたことない程度のことですが、私にとってはいろいろあっていっぱいいっぱいの1年でした。でもいっぱいいっぱいでいると、気がつかない間に大事な人や大事なことを忘れていたり、ないがしろにしてたりするのが怖いもの。今年はもう少しゆったりと気持ちに余裕を持てるように暮らしたいです。


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魔法の赤い糸を育てる [自然ー植物]

供の頃、父が大好きなパエリアやブイヤベースを作ってくれる時、スパイス棚のちっちゃな小瓶やたたんだ紙の包みからそぉっと数本取り出していた赤い糸。その小瓶や紙包み自体が子供心に魅惑的なのですが、たった数本で、鍋全体の味や香りや色あいを決める重要な役目を担っているサフランでした。子供心に「とても高価そうだ」とは思っていましたが、大人になって自分で作ろうと思ってあの小瓶を手にしてみて、びっくりしました。それでも特別な日に食べたい料理に、やっぱりターメリックでもカレー粉でもだめなのだとわかって買うようになりました。

なんで高価なのか、それはサフランの花1つにつき数本しかない「おしべ」を、朝咲いた時に人の手で摘み取らなくてはならないから。自分で育てられるならいいのにな~と思っていたら、球根が売っていて、育てる人は結構いるそうなのです。サフランはクロッカスの仲間なので、咲いたお花も綺麗だそう。秋になって「夢見つつ深く植え」たい!と球根熱が上がってきた私はついにサフランの球根を手に入れました。5,6球で600円ちょっとでした。

ところが秋なのに暑い日が続いたりして、すっかり球根熱がストップした私は、その他一緒に買ったスノードロップやシラー(これらは家に植わっていたコニファーを庭からどけてプランターに入れたもののまわり用)の球根は軒下に置いておいたのですが、サフランは家の中に置いたままにしてしまいました。

ある日ふと球根の入ったネットを見やると、たいへんたいへん、玉ねぎのように目がニョキニョキ出てきています。慌てて説明を読んでみると、サフランは植え時は夏の後半から植えることができて、10月には咲くようなことが書かれています。まだギリギリまにあいそうなので、急いで植え付ける場所を整えて、植え付けました。ネットから芽がそれぞれ飛び出ていて、傷をつけないように取り出すのに難儀しました。

サフランは秋に花が咲いて、その後はしばらくは葉はクロッカスのような感じなのですが、その後春にはわっさわっさ長くだらしなく(ここが気になる。。。)伸びてしまうそうです。でもそれを切ってはいけなくて、そこで栄養をたんまり作ってもらうと、球根が太って、また咲くそうです。ジューンベリーを植えてあるコーナーの下が寂しかったので、そこの周囲に植え付けてみました。

咲いてたサフラン.jpgそれから雨がなければ水やりをしていたのですが、雨が続いたことがあって、そのころ朝から夕方まで出かける日がパラパラ続いたこともあって、そのあたりをちゃんと見ることないまま3,4日過ごしていたら、ある朝サフランがみんな咲いて、雨に打たれて、倒れて萎れかけてるではないですか!ちなみにジューンベリーの手前にツタのようにうねっている緑の茎は中玉トマトです。摘芯を途中でやめたらジューンベリー並み(身長くらい)の高さで枝を四方に伸ばしながら大木に成長してしまいました。でもトマトはよく採れました。今も緑色のトマトがたくさん成っており、寒さのためかなかなか赤くならず、早くソラマメを植え付けたいのに植えられずにいます。         

サフランの花.jpg薄紫色のクロッカスのようなサフランの花と新鮮な緑色の柔らかい針のような葉が朝日に当たっていて綺麗なのですが、私はあの赤い糸、おしべを採集せねばなりません!雨に打たれて、大丈夫なのかもわからないのですが。。。

サフランの赤いおしべ.jpgとりあえず、おしべ回収。。。でも結構採れます。小瓶からでなくお花から直接いただくなんて感激です。この後も少しづつ、気がつくと咲いていて、今年のクリスマス料理には使えそうです。でも雨に打たれてたから風味が薄いかも。

球根はでもやっぱり、植えてすぐに咲いちゃうのはつまらないかもしれません。映画館に映画を久しぶりに見に行ったけど、時間に余裕がなくって、予告とかの時間は間に合わなくて、入ってすぐ本編が始まったような心地がしました。咲く姿を夢見ながら植えて、楽しみにして待つのも楽しい時間なので。サフランは8月末ごろに植えるべしと心得ました。でも今植えてあるのが丈夫に育ってゆけばもう植えなくていいのかな。来年はもう少しゆっくり楽しみに咲くのを待ちたいです。


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謎のたまごの木 [自然ー植物]

近お天気の良い日にフワフワ飛んでるお引っ越し中の雪虫たちを見かけます。私が結婚して三鷹にやって来た時も飛んでた雪虫。ちゃんと毎年毎年、同じ時期にお引っ越しする彼ら。この1年の間にも何世代か交代してちゃんとお引っ越しを迎えたんだよなぁと思うと私はこの1年に何かちゃんと過ごせたかしらと思ってしまいます。ともあれ、私が三鷹に越してきて4年が過ぎて5年目に入りました。この1年は夫婦喧嘩が多かった気がします。いつでもとはいかないけれど、夫婦で笑顔でなるだけいられるように過ごしたいものです。

さて、三鷹に来て5年目ですが、この家に越してあとちょっとで1年になります。去年の今頃は、新居の様子を見に来たり、調べることがあったりで、アパートと行ったり来たりしてました。正直言って、それまで過ごしたアパートは居心地がよく、大家さんの竹林やケヤキなどの屋敷林の借景の四季の移り変わりやそこに来る渡り鳥たちの歌声も楽しめて、新婚時代を過ごした場所として思い出深く、引越するのがつらくて仕方がありませんでした。そのころ友人にその思いを話したところ、「そうゆうのってアンの話にあったよね」と言われて、高校生くらいで読んだ赤毛のアンシリーズの1冊を思い出しました。

それは「アンの夢の家」という1冊で、医者になったギルバートと結婚したアンの新婚時代を描いたお話です。新婚時代を過ごした小さな家で、いろいろな出逢いや別れをするのですが、最後の方でもう少し大きな別の家へ引っ越さなくてはならなくなるのです。アンは少女時代と変わらないアンらしさで大いに悲しみ、愛する家と別れるのですが、まだ高校生の頃の私が読んだ時にはそこまで深く共感できなかった部分でした。恒例の大晦日から元旦のお昼までの里帰り帰省中に、実家の本棚で探したら文庫本が出てきました。去年の年越しはしみじみしながらそれを読みました。それにしてもカバーなんかとっくに失せて、古びれたその文庫本は、なんと母が若いころに購入したもので、その出版年月を見てみたら、ちょうど母の新婚時代くらいのものでした。母もいろいろ思いながら読んだのかもしれません。

ハンカチノキの実-全体 - コピー.JPGそんな訳で、新居にわくわくもあったのですが、どちらかというとしんみりと引越準備をしていた去年の11月、新居の近くの植木屋さんの栽培用地で不思議な木を見つけました。たいがい、その辺に植わっている木は名前はぱっと出なくても、見たことがあるものが多く、特徴のある木ならなおさらなのですが、その木は変わっているのに何だかわからないのです。ほぼ冬枯れした木にはSサイズのたまごくらいの実が沢山、ツリーに吊るしてあるかのようにぶら下がっているのです。

新居に向かう道が楽しくなってきました。この木の裏にはなぜかいつもアカハラが1羽ウロウロしているのも気に入りました。それなのに、いろいろな図鑑でいくら探してもこの実は見つからず、何の木かもわかりません。                                          

ハンカチノキの実アップ.JPG何だろうな~と思いながら大好きなアパートで過ごす最後のクリスマスとお正月を経て、ついに新居に引っ越しました。歩いていたら、栽培地の脇におじさんを見つけました。意を決して木の名前を尋ねたのですが、その人はその植木屋さんの兄弟で、畑しかやっていないのでわからないとのこと。でも植木屋さんはいくら前を歩いても1度もその敷地で見かけないので聞けないままでした。

引っ越して2週間ほど、新居がまだ片付かないままに他市に暮ら義母のアパートがもらい火で全焼し、しばらく同居することになって、火事の処理も、義母との同居も、私もいっぱいいっぱいでしたが、義母はもっといっぱいいっぱいで不安定で、なんとかホッとした時間を作りたくて、一緒に近所を散歩しましょうと誘いだしました。そのとき、答えはもたらされたのでした。

「あ~、ハンカチの木があんだね~。うちのちかくにもあるよ。」「!」ハンカチの木といえば、中国原産で、春になると白いハンカチのような花(ほんとはガクのような部分)がひらひら咲いて、それは綺麗で、白い鳩になぞらえてハトノキとも呼ばれていて。。。とすらすら言えるハンカチノキ。見てみたくって、小石川植物園に電話までして、花の咲いた時に見に行ったことがありました。「これがあのハンカチの木なの!?」植物好きな義母だから、疑いはしなかったけど、義母は「たぶんそうだよ。花の咲くころを楽しみにしてなよ。」と言いました。元は他人同志がいきなり好むと好まざると関わらず一緒に四六時中過ごすのは、そもそも火事にあうという非常事態の中、どんなにお互い気を遣いあっててもストレスに違いなく、大変なことだったと思うのですが、そうした中で初めて義母との間にそれまであった壁が1つ取り払われた感じがありました。

ハンカチノキの花 - コピー.JPG義母がやっぱり友達の沢山いる地元で暮らすと引っ越してから、春にたまごの木をふと見ると、そこには白いハンカチがヒラヒラ。。。やっぱりお義母さんの正解でした!はじめはヤマボウシみたいに緑っぽく小さなハンカチがだんだん大きく、白く、ヒラヒラになってゆき、最後の頃は風にそれぞれが揺れてハンカチを振っているみたいでした。早速義母に報告しました。

ハンカチノキの花アップ - コピー.JPG調べてみると、このタマゴの実の中の種は、植えても発芽率が悪かったり、育てても15年も花がさくまでにかかると言われているそう。実は歩道まで転がってきて朽ちていくので、今度断って拾ってこようかな。

考えてみれば、雪虫は私が旦那さんと結婚して三鷹に引っ越してきた時の思い出の虫ですが、ハンカチの木は新居に引っ越して、義母ともそれまでより深いお付き合いができるようになった記念の木になりました。


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