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粘菌捜して枯れ葉占いーその6)チョウチンホコリ [自然ーその他]

さんぽフィールドの粘菌ポイントの切り株。お仲間と捜し初めた頃に色々な種類が見つかった切り株は「粘菌切り株」と皆で呼んだものでした。多種多様な虫やキノコも利用し、通行人に蹴られたりして見始めて4年位経ってだいぶ小さく朽ち果て、今年はついに変形菌が見つからず。今までありがとうと言いたい気分です。

4年前、この切り株のほんのごく僅かな範囲で見つけた黄色い変形体。それが不思議なお花が咲いたような子実体になったものをお仲間が撮影されたのでした。すぐ雨が降ったりでその時はちゃんと私は観察できなかったのですが、その写真から何だろう?とお仲間と調べたりしたものでした。変形菌の本の写真に似ていたので、おそらくそれはチョウチンホコリなのでは?ということになりました。チョウチンホコリは昭和天皇が見つけたんだか名付けたんだかで有名らしく、レアな種類のようなのです。おさんぽフィールドで貴重なものが見つかり大感激でした。

チョウチンホコリ子実体ー2013.5.16御殿山切り株.jpg翌年2013年も黄色い変形体が同じ箇所に出現!毎日動向を観察していたところ、やっと子実体が観察できました。オリーブがかった黄色いお花のような子嚢と赤く半透明で、しかもよく見るとネジネジになってる柄。独特な不思議な姿です。嬉しい。

2014年も見られましたが、通行人に蹴られたりしてその重要な箇所がバラバラにされてしまいました。破片や残る変形体がついた木片を他の丸太や切株の上に置いてみたりしましたが、そこには出現しませんでした。(今思うと木片内や移住先で菌核化してたのかも。その頃は消えちゃった!と思ってました。)

こうして大事に大事に観察して、ごく僅かな箇所で密かに存在していたはずのチョウチンホコリでしたが、そのさらに翌年2015年、おさんぽフィールド内のあちこちで観察されたのです。これまで見て来なかった場所、切株を観察した為でもとから沢山あったのか、一気にフィールドのあちこちに拡散して隆盛を得たのかは不明ですが、3か所の切り株で観察できました。しかもこれまでの貴重感を忘れさせそうな群生の仕方でした。変形菌の観察会をちょうどフィールドで1年位前から観察、勉強を始めたお仲間がやることになり、近隣の若き変形菌研究者一家や変形菌研究会の方がいらっしゃって、この環境に驚かれていました。

チョウヒンホコリ変形体ー切株2-2016年7月2日.JPG今年も昨年見られた切株の1つに黄色い変形体が出ては消え、出ては消え。雨が降り、暑くなり、どんどん勢いを増してゆく変形体は、黄色い波となり周囲へ打ち寄せ、切り株を覆ってゆきますが、乾燥しすぎたりすると子実体にならずにまた切り株の中に眠りに入ってしまうのです。君はチョウチンだよね?と思いつつも子実体にならないとわからないので、ひたすら待っていました。同じ切り株でシロモジホコリが増えてゆくので、違うのかな~と疑いつつ。

チョウチンホコリ変形体ー切株2-2016年7月2日 - コピー.JPG

チョウチンホコリ子実体―2016年7月3日.JPGチョウチンホコリ子実体2016年7月3日.JPG

柄は子嚢ができてからーチョウチンホコリ2016年7月3日.JPG先日いつものように見てみたら、なんと見慣れた変形体がなくなっています。よく見ると黄土色のお花がたくさん!切り株上がお花畑みたいに広がっています。子実体に変身し始めたようです。でもよく見ると、ほとんど柄がありません。最初にお花のような子嚢を作り、後から赤い柄を作成するようで、子嚢の足元は柄になる予定だったはずの赤いセロファンや色紙のような変形膜や変形体のようなものが薄く拡がっています。このまま猛暑日が来てしまった為、結局このままで終わる通称「残念体」になってしまったのかも。

チョウチンホコリ地際は単子嚢体が完成ー2016年7月3日.JPG湿気と温度がマシな地面際には単子嚢体型の子実体になれたものも。また、さらに時間を置いて見に行くと、私が手をついてしまった残念体の子嚢から胞子が飛びました!あらら!残念体といっても目的は果たせてるのかも!さらに図鑑を写したノートを見直すと、屈曲子嚢体も作るとありました!よく見ると、お花の形じゃなくてウネウネしてるだけのものもあります!残念体じゃなかったのかな。

この日は真夏日で熱中症になりそうな天気だったので、立ったりしゃがんだりでぼーっとして、うっかりちゃんと確認したいと思っていた細毛体を見忘れて帰ってしまいました。一般に変形菌の子嚢の中にある細毛体という繊維は糸状だったり網状だったりなのですが、このチョウチンホコリはなんとトゲ状なのだそうです。図鑑の絵でしか見てないので、今年は確認したかったのです。でもこの日の夕方から豪雨が夜遅くまで続き、翌日にはすべては消え失せてしまっていました。予報が出ていたのだから、覆うなりなんなりしておけばよかった。お仲間の皆さんとそれを観察したかったです。まだしばらく条件が揃えば見ることができるかもしれないので、観察を続けようと思います。


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粘菌捜して枯れ葉占いーその5)ウツボホコリの仲間 [自然ーその他]

菌捜しで重要なポイントは、落ち葉の他にも「腐木」というものがあります。身近な腐木はどこにあるか?おさんぽフィールドでのそれは、剪定されてしまったり伐採されてしまった木の残骸を植栽等に放置してくれているものだったり、切り株だったり、朽ちかけた柵だったり、ベンチだったり、階段だったりします。フィールドで捜しながら、少しづつ、年々こんなとこにもあった!と見つけて来ました。特に木製の人工構造物上に出ているものを最初に見つけだした時は驚き感激しました。

そうした腐木上に出る変形菌の中に、ウツボホコリの仲間もいます。ウツボとは、魚のウツボでなくて、刀を収める靭のことで、胞子の入った子嚢部分が主に細長い円筒形、いわゆるタンポ型をしていて、柄がそれを支えています。成熟すると、子嚢壁が裂開して胞子が飛び、主に糸状で網状でスポンジみたいな細毛体部分がよく見えます。                                                                                                                                     

ウツボホコリ子実体ー2013.6.24御殿山切り株.JPGこれが「ウツボホコリ」というウツボホコリなのではないかなと思います。赤や朱色で目立ちます。若いフレッシュな子実体は濡れたような色っぽい深い赤色でした。                     

ウツボホコリ子実体成熟ー2016年6月12日.JPG段々成熟するにつれてマットな朱色っぽい色になって、胞子が飛ぶと、フワフワの朱色のスポンジだらけに。このスポンジ部分の細毛体は、種類によって、「杯状体」という主に盃状に残った子嚢壁の底部分に、くっついてなかなか離れないもの、簡単にはがれてしまうものがあったり、スポンジ部分がびよ~んと伸びる種類もあれば、あまり伸びない種類もあり、構造も顕微鏡で見ればネットの形状が異なったりして、それらも同定ポイントになったりするそうです。     

ウツボホコリ細毛体退色ー2013.6.18-粘菌丸太 - コピー.jpg

                                       

 

                                                                   

おさんぽフィールドで一番メジャーなウツボホコリは、全身真っ白なシロウツボホコリ。名前も見た目もそのまんまでわかりやすくて良いです。朽木の中の分解エネルギーを蓄えたり放出したりするコンデンサーのように見えます。若いのとか成熟中に条件が良くなくなったものなどは灰色っぽかったりします。

シロウツボホコリ子実体ー2013.7.27ナ腐木.JPG

シロウツボホコリの仲間の掌状型とフシアミホコリ?.JPG                                

掌状子嚢体型という、子嚢どうしが仲良く肩寄せ合ってくっついて、お花のようにみえる形状を取ることが多いです。一番メジャーで見慣れている割には、変形体とか見ていなかったりします。                       

                                                                     

黄色いタイプ2種。一つ目はその名もずばりキウツボホコリ。昨年初めて見つけました。ひとつは剪定枝上でひとつは階段でした。でもどちらも細毛体になっていました。この種類も掌状子嚢体になって仲良しグループになってまさに黄色いスポンジ状。今年初めて子嚢壁がある段階のものを見つけました。まだ細毛体が伸びていないので小柄です。柄も透明な黄色で綺麗。2枚目の少しくすんだ黄色く長いスポンジ状のものが細毛体です。

キイロウツボホコリ―粘菌階段.JPG

キウツボホコリの細毛体?-森脇上水内伐採枝上.JPG

                              

もう1つ見つけた黄色い種類はその下に続く写真のマルウツボホコリ。これは木柵の下や脇で見つけました。毎年同じ柵に出ますが、朽木度が上がって、親子連れなどの親が上を歩いたせいで折れてしまって、新しい木に交換されてしまう日が近づいている気がします。

マルウツボホコリ―キノコ道2016年6月30日.JPG初めて見つけた時、木柵の真下にさかさま世界が拡がっていて不思議な心地がしました。写真の大半は、天地が本当は逆なのです。

撮影がすこぶる難しいです。これは形がほんとに可愛い。黄葉した銀杏みたい。ウツボホコリの仲間で今のところ見つけた中では一番好き。いつも周辺に別の変形菌も出ていて、もっと小さくて見るのも撮影も大変。粉糖がけココアクッキーみたいなのはシロモジホコリかな?アミホコリ属のものはかなり小さいのでなかなか同定できません。                                     

マルウツボホコリ成熟した子実体ーきのこ道木柵2013.6.23.JPG                         

マルウツボホコリとアミホコリ属とツノホコリーキノコ道2016年6月30日 - コピー.JPG

マルウツボホコリ とシロモジホコリ?2013年6月23日.JPGマルウツボホコリ4本とツノホコリ2016年6月30日.JPG                         

                                                                                                                                                   RIMG2079.JPGそして最後は憧れの、いつかおさんぽフィールドで見つけたいアオウツボホコリ。写真で見たことのある細毛体の色もくすんだ青緑色で綺麗でしたが、昨年標本をお仲間に見せていただいた時の色はもっと綺麗で(さりげなく風に揺らめかせて僅かでも残る胞子がおさんぽフィールドに拡散しやしないかと期待。)、さらに、近隣の若き変形菌研究者君が以前どこかで見つけた時、若い子実体が見せたというトルコ石のような鮮やかなブルーの写真を見せて貰って、その話と写真でも感激しました。どんどん色が変わって行ってしまうんだそう。まだ見ぬアオウツボホコリを栞にしました。


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粘菌捜して枯れ葉占いーその4)サカズキホコリの仲間 [自然ーその他]

ツツサカズキホコリー2016年6月25日.JPG回のシロジクキモジホコリと今まで見つけた中で好きな変形菌1,2を争うものが、サカズキホコリの仲間です。ワイングラスやゴブレットのような子嚢の器に胞子が入っている写真を本などで見て、こんな面白い形のものがあるんだ~。と驚きました。慣れ親しんだおさんぽフィールドの足元に、ずっとその小さなグラスやコップたちがたくさん製造されてはこぼれていたなんて、その時には知りませんでした。        

サカズキホコリsp胞子.JPG足元の1ミリほどの短い小さな棒がみっしりついて見えた細い細い落枝にルーペをあてて見た時に、それが柄のついた白いカップの連なりで、フタが開いて中の黒い飲み物が見えた時の感動は忘れられません。あった!あった!と森で独り声をあげてしまいました。

その後お仲間と見て、調べて、フタがはっきりとあってこんもりしていて、全体が白っぽいところから、ツツサカズキホコリであることがわかりました。グラスの直径は0.5ミリ程。ほんとはグラス部分の子嚢壁は透明なのだけど、全体、特に上部が白いのは石灰質が沈着しているから。基部は赤味がかったりもする。柄は明るい橙褐色で、グラス(子嚢)の高さの2分の1から3分の2まであって、結構長め。よく見ると縦溝があります。

成熟するとフタがパカっと開いて、グラスの中の飲み物=黒い胞子が見えます。中に浮かんでいるように見える白いものはマシュマロではなくて、石灰節というもの。胞子はフワフワと宙へ飛んでゆきます。。。

初めて見つけた年は、その場所のごく狭い範囲でだけ。その次は別の場所で少しだけ見つけました。今年は、それらの場所の他に、サカズキ製作所と呼びたくなるような、1、5メートル×1メートル程の範囲の落ち葉のそこかしこにツツサカズキホコリが出ている場所が見つかりました。おさんぽフィールドの小人達にはまだまだ私たちが知らない製作所を作っているに違いありません。

サカズキホコリの若い子実体-2016年6月25日.JPGまた、今年はさらに今まで見つけていなかった種類も見つかりました。オレンジジュースを溢れそうなくらい注いだグラスが並んでいます!これは子実体が完成したばかりでフレッシュな状態だったようです。あれよあれよと1,2時間で成熟して色が変わってゆきました。

サカズキホコリ未成熟子実体―2016年6月25日.JPG

サカズキホコリ子実体成熟中ー2016年6月25日.JPG

サカズキホコリ子実体成熟後-2016年6月28日 - コピー.JPG成熟したそれらは、これまで知っているツツサカズキホコリとは色も形も異なりました。まず色が白くない!黄褐色というか黄土色というか、微妙な色合いです。体には良さそうな野菜のミックススムージーみたいな。そして蓋が中高でありません。平らで、さらにグラスの内側に沈み込んでいるものまであります!つややかです。さらには透明な橙色の柄の部分がものによってはとても短かったり、無いものまであるのです。

帰宅後図鑑を写したノートを見て、その正体が判明しました。サカズキホコリというサカズキホコリでした。鳥でカモメの仲間でカモメという種類がいて、しばしばタダカモメなんてかわいそうな呼ばれ方をしていますが、タダサカズキじゃタダで飲めるお酒みたいなので、ザ・サカズキホコリだなと思うことにしました。

アミサカズキホコリ?ー2016年6月28日.JPG

さらにさらに、先日おさんぽフィールドでまた新たな発見が!観察会で参加者の方が見つけられたものが、これまた見たことがない雰囲気なのです。まずココア色です。チョコレートドリンクです。柄はサカズキホコリのように短いか無いように見える(つぶれてるだけ?)ものも。これは同じココア色(赤褐色)だったり黄色だったり。そして蓋なのですが、平らでなくココア味のホイップをのせたようにフワっとこんもりしているのです。ココア色をさらに淡くした桃色です。そしてグラス部分との境界がホイップが溢れそうに隆起しています。蓋はサカズキホコリと比べてツヤが無くてマットです。子嚢壁は若干光沢があります。これはやはり図鑑を写したノートを見ると、おさんフィールドの新たな新種、アミサカズキホコリに似ているのです。ただ子嚢であるカップ部分が図鑑の図より若干シュっとしすぎているような気もしたり、それでも科博の標本のアミサカズキホコリの写真は同様にシュっとしてるようにも見え。。。正体やいかにです。

アミサカズキホコリ?-6月28日.JPGアミサカズキのアミとは、どこが網なのかと思いました。小種名も網状のという意味です。これはグラス部分に線状の紋があったり、網状の紋があるからなのだそうです。写真でも肉眼でも確認できず。。。(※→これを書いたあと、変形菌研究会の先生の同定でアミサカズキホコリで合っていることがわかりました!)

ツツサカズキホコリもサカズキホコリも図鑑では普通種ですが、このアミサカズキホコリはやや普通種のようです。図鑑(を写したノート)を見ると、他にもサカズキホコリの仲間には、浅い本当に盃のようなカップのものもあったり、紫色のものもあったり、黄色いものもあったり、フタが不明瞭なものもあったり、まだまだ色々あるようです。おさんぽフィールドの新たなサカズキ製作所を発見してゆきたいです。特に普通種の黄色いキサカズキホコリや、同じく普通種の白いグラスの底に赤ワインがちょっと飲み残されているようなマルサカズキホコリを見つけてみたいです。


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粘菌捜して枯れ葉占いーその3)シロジクキモジホコリ [自然ーその他]

シロジクキモジホコリ2016年6月11日.JPGさんぽフィールドで見てきた変形菌の中でも1,2を争う程好きなものがこの、シロジクキモジホコリです。白い柄に黄色く丸い頭の可愛らしい姿。ずらっと並ぶと落ち葉の上に黄葉した白樺林が拡がっているかのようです。

                           

シロジクキモジホコリー鉄棒2013.6.23 -.JPG 枯れ葉の上だけでなく、鉄棒に並んでたりも。

シロジクキモジホコリとキノコー2011.6.19.jpgまだちゃんと変形菌を見ていなかった2011年にキノコを撮影したものを見直すと、背景にびっしりいました。                            

シロジクキモジホコリブローチ.JPGシロジクキモジホコリ栞.JPG

あんまりお気に入り過ぎてブローチにしたり栞にしたり。それが4枚目と5枚目の写真。Tシャツにプリントしたり布地にもしたいです。             

                                                   コシロジクキモジホコリ子実体2015年6月28日 - コピー.JPG                          

昨年だったか、いつものものより頭がレモン色でひとまわり以上小柄な群生を見つけました。6枚目の写真のものです。一緒に観察しているフィールドのお仲間が、絶版の図鑑を借りてきて下さって調べてみたところ、変種(その後別種扱いになったのか?)のコシロジクキモジホコリではないかということになりました。今年も出ていたので、変形菌協会の専門の方に見ていただいたところ、それで合っていました!繊細で可憐です。

みかん星人タイプ.JPG

その下はシロジクキモジホコリの色の個体(?)差の橙色の頭のもの。通称みかん星人!             

シロジクキモジホコリ変形体?2016年6月11日.JPG

いつも子実体が沢山見つかるところで、オレンジ色の変形体をしばしば見かけます。図鑑では黄色とかウグイス色とありますが、たぶんシロジクキモジホコリのものでいいんじゃないかなと思うのです。8枚目の写真。          

シロジクキモジホコリ変形体~子実体2016年6月12日.JPG                           

そして、お次の9枚目は変形体から子実体に変身中のものと思われます。

変身するということは結構なエネルギーを使い、またとても不安定で危険な状態です。昆虫の蛹化や羽化が命がけであるように、変形菌が変形体から子実体へと移行中、温度や湿度などの環境条件が急激に悪化した場合、道半ばで行き倒れるように死んでしまうこともあるそうです。ただ昆虫と違うのは、まだそれほど変身していない段階だと、菌核という塊の休眠状態になって、再び子実体になる条件が揃うチャンスを待つことができるのです。                       

子実体完成前にダメになったシロジクキモジホコリ.JPG10枚目、子実体になれそうなところで行き倒れ。無念。。。

                                   

シロジクキモジホコリ菌核?2016年6月11日.JPGその下の写真は子実体の形になる前の段階で条件が悪化したものと思われます。菌核になれてるのかな?

シロジクキモジホコリ未成熟の子実体―2015年6月20日.jpg                               

最後から2番目の写真、透明感のあるオレンジ頭が並んでいるのは、うまく子実体になれたもの。フレッシュ!な未成熟子実体。

シロジクキモジホコリ花弁状裂開2016年6月12日.JPG子実体が成熟して、やがて胞子が入った頭=子嚢の表皮である子嚢壁が裂開して、胞子が飛んでゆきます。花弁状の裂開を今年はちゃんと見れました。

※レイアウトがどうしても崩れてしまいます。写真と文章がうまく配置できなくて読みにくいと思います。すみません!


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かつぶし薫る漁港にてー烏賊釣りその後 [釣り]

っかり更新を怠っている日々でしたが、2年ほど前に旦那さんと始めた烏賊釣り中心の釣りライフ、ほそぼそと続いています。

アオリイカ釣れた!.JPG私が当初からの目標である、アオリイカを釣れたのかどうかですが、誰も気にしちゃいないでしょうが、ちゃんと釣れましたよ!それは苦節1年半の昨年の秋のこと。それまでの苦労は何だったのかと思うくらい、いつも通りしゃくっていたら、ぐぐーっと重くしなる竿先!やわらかな反応は根がかりでないこと、すでに釣りなれたヤリイカやケンサキイカ、マダコなどで承知してましたが、なんかもっと、こう、ねばーっとぐぐーっと来たのです!ありゃ!?っと思いつつ竿を立て、リールを巻いてゆくと、ついにプシューっと海水を吐きながらアオリイカは私の手元までやってきたのでした!ヒラヒラと波打つえんぺらも大きく透明で、目が黒々と大きくてアイシャドウが青く輝いていて、ヤッタヤッタ!と猫(この後出てきます)と大喜び。500グラムくらいのものをその冬4匹釣り上げました。場所がいいのか、季節が良かったのか、私の腕が少し上がったからか、そのどれもな気がします。でもこれでもう私は余裕で釣れるよと思ったのに、この春はアオリは1匹も釣れなかったのでした!難しい!

ちなみに写真のアオリイカはどちらもストライプ模様なので雄です。雌は、横縞の代わりに水玉模様が入っています。

アオリイカー2015年11月19日2.jpgアオリイカの目.JPG

この漁港は昨年の初夏から通い始めたところで、それまでのお気に入りの漁港は小さかったので、人が沢山来るようになって、釣り座や駐車場が旦那さんの仕事あがりの夜から行くと、すでに埋まってしまっていることが増えたので、半島を南下して行って見つけました。ちょっと時間がかかるけれど、広くて釣り座と駐車場はほぼ確実にあり、アオリイカも釣れるのです。かつてカツオ漁が盛んで栄えた漁港で、今でも鰹節造りで有名です。昼間は鰹節の薫りが漂ってくることもあります。ここの鰹節は手火山焙乾という昔ながらの製法でとても美味しいのです。

あなたの担当です。.JPGそんなかつぶし薫る漁港には、そこを住処とする野良猫がいるのでした。これがこの漁港で釣る魅力その2なのです。私たちが気に入ったエリアにはそのエリアが縄張りの猫がいるようで、その中でも私が初めてそこに行った時から、いつも私担当になってついてまわる三毛猫の子猫がいました。つまるところ、お魚ちょうだい状態です。車から降りて、タックルを準備している時から横にいて、エギングで漁港の色々なポイントを竿をしゃくっては移動するのですが、それにもトコトコついて来るのです。それでも縄張り範囲はあるようで、凹型の漁港の横ラインの範囲までしかついては来ません。

はじめのころはまだ小さくて、私のエギが烏賊をひっかけずに手元に戻ってくるたびに、「あ!なにか釣れましたね♪(釣れたのならくださいな!)」と毎回喜んで興奮していました。そして、いっこうに釣れずにいると、横から海の中を覗き込み、それから「そこにあんなにお魚泳いでますよ。釣らないんですか?」と私を見上げるのでした。

お魚たくさんいますよ。.JPGお魚たくさんいますよ。

カワハギ2015年6月16日.JPGあんまり釣れないと、夕飯のおかずが無いので餌釣りに変えます。私の狙いはカサゴだったりメバルだったり、昼ならばカワハギだったりするのですが、それらは大抵は粘ってやっとこ釣る程度なので、そうなると岸壁際で大量に群れている、通称キンギョと呼ばれる10センチ程の赤いネンブツダイやベラなどの雑魚がいやがおうにもどんどん釣れるのです。ネンブツダイは沢山とったら唐揚げにすればかなり美味しいし、ベラだっておろすのは面倒だけど天麩羅にしたり、お刺身だって結構いけるのですが、さすがにそんなに要らないので、弱る前にさっさとリリースするのです。でも何匹かに1回、しょうがないな~っともったいぶってミケ(おのずとつく通称)にあげると、大喜びでペロっと残さず食べてくれたものでした。

でもこのミケちゃん、かなり可愛い顔つきの猫で愛想もそこそこあるので、私がいない時は当然、大勢の漁港にいる老若男女にかなり愛されているのでした。餌を持ってきてあげてる地元のおじさん、おばさん、釣りをしつつわざわざミケちゃん様に小魚を釣ってあげている人もいて、学校帰りの小学生にも、お散歩に来る幼児とお母さんにもミーちゃんとかミケちゃんとか呼ばれ、港内を探され、可愛がられて世話されているのです。とりあえず、地元では漁港にいる限りは迷惑猫にはなっていないようです。

何回目かに行った時には随分舌が肥えてしまっていて、キンギョをあげても食べなくなりました。ちょっと舐めるとつまらなそうに「なあんだ。わたしこれ要らないです。」っと手をつけないのです。あれ?食べないの?と言ってる間に、そんなに可愛くない見た目の(失礼!)愛想の悪い痩せた他の猫がどこからともなく現れて、ガツガツ食べてしまうのでした。気持ちはこちらの痩せた可愛くない猫に同情してしまいます。ミケちゃんはもうエギをしゃくっていても落ち着いたもので大騒ぎしません。それでも私担当で横や背中に貼りついて来るし、脇で海を覗いては魚を眺めて私を見上げ、何か釣りあげるたび私と一緒に興奮するものだから、何か釣ってあげなくては。。。という気分になってしまうのです。

みりん干しを作ろうかと15センチくらいの木っ葉メジナを釣っていると「わたしそれなら食べてあげますよ♪」と久々に食べる気満々です。きっとみんなに日頃貰ってるのでしょう。もう君はメジナクラスでないと満足しないのだな。ちょっと可愛いからってさ。とはいえ私のおかずになるカワハギやカサゴ、そして烏賊が釣れた時も、ミケちゃんが横で大騒ぎする中、当たり前ながら絶対にあげないし、日ごろ釣れない時もずーっと私の傍で待っているので、メジナくらいはしょうがないな~っとまたもや1匹あげてしまうのです。でも極力あげないようにはしてるのですが。釣りに行くとなると、いつしかミケちゃんに逢うのが楽しみになっていました。

ミケの目が光る.JPGカワハギを釣り上げた時のミケ。目が光る!

そっぽ.JPG公園で休憩中は釣れないそぶり。あんまり構ってくれない。ツンデレの意味を実体験しているわたくし。

この漁港の魅力その3は、何か食べるものをと歩いて街をお散歩してると、路地裏に小さくて素敵な和洋菓子店があることです。三鷹台でローランと出逢った時の感動が甦る店の様子。木とガラス戸のケースには、和菓子と洋菓子が色々並んでいて、たたずまいも本当にレトロで素敵な上に、びっくりする程お安いのです。そしてもちろん美味しい。

ショートケーキが200円しないのです。。。ある日はメロン主体、ある日は苺2分の1が乗ってて中はパイナップルだったりですが、すこぶる美味しい。そしてショートケーキ2つだと、なんと紙袋に入れてくれるのです。こないだは和菓子2つとメロンや色々果物と生クリームも乗ったプリン(100円しなかったような)2つで4つだったからか初めて箱でした。

ケーキ袋.JPGショートケーキ.JPG紙袋入りケーキ。

プリンとかつおぶし.JPG

かつおぶし (2).JPGそれから、このお店で毎回気になっていたのが、黄色い紙の包装に入った和菓子風のもの。「かつおぶし」と手書きで書いてあるのです。鰹節風味なのだろうか?気になりつつも店のおじいさんに聞けずにいましたが、先日ついに聞かないまま購入してみたのです。90円のかつおぶし。それは、こんな風でした。食べてみたら、シナモンの味のお饅頭でした。つまり、形が鰹節みたいということですね。謎が解けてスッキリしました。

かつおぶし.JPG

ここでは夜8時~10時、11時くらいに辿りついて、そこから深夜1時、2時くらいまで釣りをして、車で眠って4時、5時位の朝マズメに釣りを再開します。釣りを始めたころは夜通し釣って殆ど寝ていなくて、体力が持たなくて海に落ちそうできつかったので、最近はあまり無理しないようにしています。夜は釣りをしていると、沖の生簀(鰯などを生簀養殖している)にいるサギ類やウがギャーギャー鳴いています。6月の半ばごろまでは、周辺からフクロウの声がしていたり、青葉の頃にアオバズクも1度聴きました。朝はキビタキやオオルリの声もします。漁港の街の周囲は山なので、そこに色々鳥も来るようです。

先日は朝5時前に目が覚めて、車の外に出ると、大きな大きな音が漁港に響き渡っていました。漁港を構成しているすべての細胞を振動させて響いているかのようなその音は、聞いたことがないはずなのに、聞き覚えがありました。先に起きて釣りをしていた旦那さんが、4時半頃からずっと聞こえているんだと言います。ボーッボーッボーッ。眠りから覚醒しつつある私の脳細胞が、それはミゾゴイのラブソングだと告げました。ちょうど少し前に、おさんぽフィールドでお仲間が聴いた声がそれなのではないかと思ってネットで検索して聞いたばかりだったのです。

別のお仲間さんは、とある繁殖地で鳴き声を聞かれているのですが、その方によると、普通ミゾゴイの囀りというかラブソングは夜通し鳴くと言われているけれど、営巣する縄張りが決まってからは、しばらく明け方に短時間だけ鳴くのだそうです。この時も約1時間程度で終わりました。1回100メートル位ソングポストを移動しました。増えているかもしれませんが、絶滅危惧種で世界で3000羽とか4000羽とかしかいないと言われるミゾゴイが、営巣できる環境がここにもあったのです。ずっとそこが残るといいです。ちなみにこの声、持っていたコンデジの動画で録音したつもりだったのですが、あんなに大音量なのに、動画を聴くにはパソコンの音量を70とかにあげて、イヤホンで聴かないとうっすらも聞こえないのでした。キツネにつままれた気分でした。いつも小鳥のさえずりはよく録音できているのですが、ミゾゴイの歌声の音域はそうした動画撮影の音声では拾えない周域のようです。録音機が欲しくなりました。こんな風に、釣りをしていたおかげで鳥との出逢いもあります。これがここの魅力その4でしょうか。

旦那さんの仕事の多忙期も近づき、またしばらくあの漁港へは行けません。秋口にはまた烏賊詣でやミケ詣でできるといいです。

おまけ:旦那さん担当の猫旦那さん担当ねこ.JPG


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